掲載日 : [2016-01-15] 照会数 : 4357
<民団韓食ネット>「高麗キムチ」市販へ…5年かけ事業化
地産地消 埼玉で
【埼玉】高麗の里(日高市)で収穫した韓国白菜が、「高麗キムチ」として30日から川越市に本社を置く大手スーパーマーケット「ヤオコー」で販売される。
キムチづくりは民団韓食ネットが指導。材料に高品質で知られる韓国産の天日塩とニンニク、名産地の唐辛子と塩辛などを使った無添加のプレミアム発酵キムチをめざすとしている。ヤオコー社ではまず西武地区50店舗で4000個を試験的に販売し、反響が良ければ年次的に販路を拡大していく計画だ。
「高麗キムチ」の普及は、民団韓食ネットが5年前から準備してきた事業。14年には韓国産の種子4種類を使って日高市の高麗高齢者農業生産集団に試験栽培を委託し、高麗郷の地に最適な種子を見つけた。
民団韓食ネットの韓基成専務理事は、「伝統的な発酵キムチの普及をめざしたい」と話している。
(2016.1.15 民団新聞)