掲載日 : [2016-03-30] 照会数 : 4043
海外進出企業を後押し…在外公館長らが相談会
世界各国に駐在する韓国大使や総領事が17日、ソウルに一堂に集い、韓国企業の海外進出や現地市場の状況などに関し個別相談会を行った。大韓商工会議所と外交部が共催した。8回目を迎えたイベントは在外公館長150人余り、貿易や建設、IT・通信・電子、食品飲料などの分野の大企業と中小企業、約260社が参加した。
相談内容は取引斡旋と受注支援や情報提供要請、事業説明と広報が多かった。とくに、先ごろ経済制裁が解除されたイランに対する関心が特に高かった。ベトナムやインドネシア、ミャンマー、インド、中国、タイなど新興市場に関する相談も多かった。
昼食を兼ねた懇談会には、尹炳世外交部長官と柳興洙駐日大使、金章洙駐中国大使をはじめとする在外公館トップ、主要経済団体トップが出席した。大韓商工会議所の朴容晩会長は、「海外市場では一つの情報やネットワークが鍵を握る。在外公館が保有する情報と知識、ネットワークは企業が信頼できる目と耳となっている。力を合わせて『チームコリア』の底力を世界の舞台で繰り広げよう」と呼びかけた。
(2016.3.30 民団新聞)