掲載日 : [2016-03-30] 照会数 : 8472
ヘイトスピーチ根絶へ時局講演…民団中村支部
【愛知】民団中村支部(韓一星支団長)は19日、同支部会館に民団新聞の哲恩副局長を講師として招き、時局講演会を開いた。テーマは「外登法改正運動と反ヘイトスピーチ運動‐1世から受け継いだもの、3世に引き継ぐもの」。団員40人が参加した。
副局長は「31年前の外登証大量切替時、民団・婦人会・青年会が一致団結して在日の人権を侵害する指紋押捺・常時携帯廃止を核とした外登法改正運動に立ちあがり、その結果、改正を獲得した」と述べた。引き続きヘイトスピーチに言及し、「民団創立70周年の時に、全組織が力を合わせ、目の前のヘイトスピーチを根絶し、嫌韓ムードを払しょくしなければならない。私たちに続く世代がヘイトに飲み込まれてしまってはならない」と警鐘を鳴らした。
この後、韓支団長が、「今国会で反へイト法が成立するよう、愛知県内の自治体での意見書採択を加速させよう」と強調した。
(2016.3.30 民団新聞)