掲載日 : [2016-04-27] 照会数 : 4371
元暁大師の断簡新たに見つかる…東京で
新羅の元暁大師(617〜86)の『判比量論』の未公開の断簡(一部だけが残った書物)が、東京で発見された。現存する民族最古の著述とされる。
書誌学者の鄭在永韓国技術教育大学教授は「これまで学界で全く知られていなかった『判比量論』の断簡9行を、東京の古書収集家、落合博志国文学研究資料館館長のところで発見した。大谷大学が所蔵している『判比量論』と同一の筆写本」と発表した。
断簡の大きさは縦27・1センチ、横14・2センチ。流麗な草書体で書かれていた。
(2016.4.27 民団新聞)