掲載日 : [2016-06-22] 照会数 : 4039
創立60周年迎える「在日韓国奨学会」…11月に大阪で記念行事
『60年史』も編さんへ
【大阪】育英団体「在日韓国奨学会」(略称・韓奨、金安弘・李清一共同代表)は11月5日、大阪市内のホテルで創立60周年記念行事を開催する。
第1部は仲尾宏氏(京都造形芸術大学客員教授)による記念講演。2部が式典。3部は茶話会。今年度中には徐龍達名誉会長が編纂委員長を務め同会『60年史』(A4判600㌻)を刊行する。11日、大阪市北区の大阪韓国人会館で開催した第59回定期総会で承認された。
総会では新年度奨学生として近畿地区の大阪大学、大阪市立大学、京都大学、神戸大学などに在籍する学生20人(日本人3人含む)の採用を決めた。
今年度、新たに設立された冠名奨学金はSBJ銀行、東邦レオ財団、婦人会オモニ奨学金の3つ。婦人会オモニ奨学金は昨年、婦人会全国大研修会で徐名誉会長から呼びかけを受けた婦人会近畿地協のメンバーがカンパを寄せて発足したが、資金不足のためさらなる賛同者を募っている。
冠名奨学金は、企業、個人から一人あたり年額60万円を預かって育英事業を代行するもの。現在、参加者を募集している。
問い合わせは韓奨事務局(06・6372・2311)。
(2016.6.22 民団新聞)