<新刊紹介>韓国の伝統茶　その歴史と今

　韓国の伝統茶の歴史をたどるとともに、茶文化の現在と未来について探る、ＡＩＭのイシュー9『韓国の伝統茶』がこのほど、出版社ＡＩ　Ｅｎｔｅｒａｉｎｍｅｎｔ　ＩｎｃのＡＩオンラインショップで発売された。

　「緑茶以外の伝統茶」（表）と「緑茶」（裏）のダブル表紙という新スタイルで展開している。

　韓国緑茶の簡略史、朝鮮朝時代の茶文化の伝統を守る漢学者兼お茶研究家の朴東春さん、行茶・宮中茶礼茗園文化財団の金宜正理事長など10を超える団体・関係者への取材は興味深い。

　ソウル吉祥寺の精偉僧侶が提案する韓国伝統茶11種も参考になるだろう。また、観光地である仁寺洞の伝統茶カフェ、緑茶の生産地でドラマ「夏の香り」のロケ地として有名な全羅南道の宝城や慶尚南道の河東などの写真も必見だ。

　定価2200円＋税。購入・詳細はＡＩオンラインショップ公式ホームページ（http://shop.aient.jp）。

（2016.9.7　民団新聞）