掲載日 : [2020-03-28] 照会数 : 7464
民団大阪全域を巡回…駐大阪総領事が7地協で意見交換
[ 東淀川支部会館での北摂地協交流会から ]
【大阪】駐大阪総領事館の呉泰奎総領事は民団大阪本部管内7地協から意見を聞く巡回交流会を5日からスタートさせた。民団大阪本部(呉龍浩団長)としても、総領事館に現場から生の声を届けることで組織活性化につながるものと期待している。
北摂地協との交流会は18日、東淀川支部会館で開催された。参加者は崔裕祚支団長(東淀川支部)、金一龍支団長(豊能支部)、厳守奉支団長(吹田支部)、朴貞旺支団長(茨木支部)、趙正三支団長(高槻支部)。大阪本部から呉団長、鄭炳采副団長、朴鍾寛事務局長。領事館から呉東一副総領事、丁南洙領事、金炫佑先任実務官が同席した。
呉総領事は「新型コロナウィルスの影響で支部活動が延期になるなど大変な時期。小さな規模ながら現場のさまざまな意見に耳を傾け、協力していきたいと思っている」とあいさつ。呉団長は「民団と総領事館が協力しあうことで在日同胞社会の発展につながる」と率直な意見表明を求めた。
豊能の金支団長はこの間、地道な戸別訪問を重ね、20人近い新規入団者を獲得したことを明らかにした。
茨木支部の朴支団長は韓国ノレ(歌)講座の開催について要望。吹田の厳支団長はデイハウスや韓国語教室などについて、高槻の趙支団長は一昨年スタートした保育園の現状について報告した。東淀川の崔支団長は、日本国籍取得者が民団に戻ってこられるようなシステム作りが必要と訴えた。
生野・泉州地協合同と東大阪地協はすでに終了した。27日は東南と西南地協合同、31日は北大阪地協を巡回する予定。
(2020.03.27 民団新聞)