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民団佐賀本部
【佐賀】年末恒例のオリニ餅つき大会が12月7日、佐賀韓国会館敷地内で行われた。今年で6回目。県内からオリニとその家族35人が参加した。
一般家庭では昔ながらの杵と臼を使って餅をつく機会は少ないだけに、子どもたちは大喜び。杵を握ろうと順番待ちができたほど。周囲で見守った保護者から「子どもたちの記憶に残る行事で、大変有意義だ」という声が聞かれた。つき上がったお餅はきな粉餅や餃子餅にして試食した。
この後、子どもたちは韓国伝統の遊び、ペンイチギ(こま回し)に興じ、一足早くお正月気分。大会を企画した民団佐賀本部の鄭清俊団長は、「餅つき大会を重ねるごとに、団員間の親睦と絆が深くなってきた。すっかり定着したようだ」と喜んでいた。
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民団八尾でも
【大阪】民団大阪・八尾支部(任龍鶴支団長)も12月21日、同支部会館前で「大餅つき大会in八尾」を開催した。
八尾市から田中誠太市長がお祝いに。また、駐大阪総領事館の禹成圭副総領事、民団大阪本部の梁信浩議長も駆けつけた。
朴清実行委員長(同支部監察委員長)は「ここ八尾から共生社会を作ろうとスタートしてから8回目。毎回、地元からのボランティアの協力がありがたい」と感謝した。
今年は300㌔の餅を準備。子どもたちも杵を片手に挑戦し「面白かった」と楽しんだ。地域住民たちには、つきたてのお餅やたこ焼き、焼きそば、おでんが振る舞われた。呂英華伝統芸術院が扇の舞を披露した。
(2015.1.1 民団新聞)