【兵庫】神戸市中央区を中心に活動している同胞高齢者の交流会「ソロソロ会」(全美玉代表)が昨年11月、発足10周年を迎えた。
会員は現在、34人。市内の生涯学習支援センター「コミスタこうべ」に毎月第4土曜日に集まり、昼食を共にし、レクリエーションを楽しむ。11月の例会では、神戸大学の学生たちがチンドン屋に扮し、懐かしい昭和の歌謡曲を演奏した。
最高齢の李京愛ハルモニ(92)は、「ここに来れば元気がもらえる。毎月楽しみにしている」。姜俊任ハルモニ(91)も「食事が美味しくて、いつも楽しみに参加している」と元気に答えた。
全代表は「オモニたちの元気な笑顔があるから、この会がある。ここでのルールは、自分たちが食べた食器は自分たちで片付けること。自分たちは客ではなく、ここにちゃんとした居場所があるという雰囲気が、みんなをいきいきと元気にしてくれる」と話していた。
「ソロ」の意味は韓国語で「お互いに」。ふたつ重ねれば「ゆっくり」「ぼちぼち」というニュアンスも含む。神戸市が高齢者給食助成金を支援している。
(2015.1.1 民団新聞)