短編アニメ「Man on the chair」
「第18回文化庁メディア芸術祭」のアニメーション部門で、韓国人作家、チョン・ダヒさんの短編アニメ「Man on the chair」が新人賞を獲得した。4日から15日まで、東京・港区の国立新美術館を中心に受賞作品展が開かれた。
同祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門から優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供している。
今年は世界71カ国・地域から3853作品が寄せられた。アニメーション部門(劇場、テレビ、オリジナルビデオ、短編)の応募数は431点。
「Man on…」(6分55秒)は、現実と非現実が混在した世界を表現した作品。「人間の存在」をテーマに、自らの存在を疑い苦悩する1人の男の姿が描かれている。作家の世界観が色濃く反映された作品だった。
(2015.2.25 民団新聞)