鳥取和道さんは10年前の2005年、家族旅行でソウルを訪問した。当時9歳の息子が派出所(交番)の前で写真を撮りたいと言い出したため、若い警察官にお願いすると、自身の警察帽を被せ、パトカーをバックに一緒に写真を撮った。その子は写真を大切に机の上におき、ついには警察官になる夢を抱き、先月末に警察学校を卒業した。鳥取さんはその親切な警察官にお礼を述べるため14日、ソウルの西大門警察署を訪れ、警察官を探すよう頼んだ。現在、忠清南道の保寧警察署に勤務する金テヒョン警長であることが判明。鳥取さんは帰国するため、お礼の手紙を託した。
(2015.2.25 民団新聞)