【京都】民団京都本部の王清一団長の第18回KBS「在外同胞賞(社会奉仕部門)」受賞を祝う会が18日、京都市内のホテルであった。民団、婦人会などから150人が参加。王団長は賞金3000万ウォンを全額寄付する予定で、まず、1000万ウォンを京都国際学園硬式野球部に寄付した。
世話人を代表して民団中央本部の呉公太団長が「地道な活動が実を結び、これまでの韓国、同胞社会への貢献が実を結んだことを心から祝福する」とお祝いの言葉を述べた。
また、京都日韓親善協会の二之湯智理事長(総務副大臣、参議院議員)も、「日韓の親善友好、在日社会の地位向上に向けてこれからも力を尽くしてほしい」と激励した。
謝辞に立った王団長は、受賞理由の中でも特に評価された東国大学に学術財団「日本学研究所」を設立したことに触れ、「国と国の交流はすなわち文化の交流であり、人と人との理解です。互いの歴史を正しく理解しあうことによって虹の橋がかかります」と述べた。
この日、李賢主駐大阪総領事の送別会も同時開催された。
(2015.3.25 民団新聞)