韓国のピアニスト、白建宇さんが17日、東京・港区のサントリーホールで開かれた韓日・日韓国交正常化50周年を記念するピアノリサイタルで演奏した。
白さんは幼少の頃からピアノの神童と評され、15歳で渡米し現地の音楽院で研鑽を積んだ。ロンドンでのリサイタルをきっかけにヨーロッパデビューを果たした後も、さまざまな楽団で演奏を披露した。その功績を称えられ、2010年に韓国政府から文化勲章を叙勲されている。
リサイタルではベートーヴェンの「月光」をはじめとする6曲が演奏された。公演には日本皇室から常陸宮華子妃が来場、柳興洙駐日大使らも鑑賞した。
(2015.3.25 民団新聞)