理系分野で最先端の研究に取り組む同胞の大学院生とポスドク(博士号研究員)たちが2月28日、東京・港区の韓国中央会館でポスター発表会を行った。主催は在日韓国科学技術者協会(洪政國会長、東京港区)。傘下の金属材料、生命総合科学研究、機械工学専門分野など9つの分科会を通して47人の若手研究者が参加した。
研究者どうしのネットワーク拡大はもちろん、異なる専門分野に触れることで広い視野と新鮮で自由な発想を育てるきっかけになればと、科技協が「合同分科会」の名前で毎年1回開催している。今年で6回目。
午後からは合同分科会では初となる「ビジネスイノベーション分科会」も開かれ、会津大学副学長でコンピューター理工学部教授でもある程子学さんと、三星電子事業企画グループ部長の李亨さん(大阪大学工学博士)が講演した。
(2015.3.4 民団新聞)