掲載日 : [2017-08-02] 照会数 : 4497
南北軍事会談応じず…北「離散家族」赤十字会談も
韓国が7月17日に提案した21日の軍事当局者会談開催に北韓は応じなかった。統一部当局者は27日、「急を要する懸案であることを北韓が認識し、提案に応じるよう求めていく立場に変わりはない」と引き続き対話を求める考えを示した。
また、「政府は韓半島の不安定な状況を解消する方策の一環として、軍事会談を提案し、韓国戦争などで生き別れになった離散家族の痛みを癒すことが急がれるという意味で、赤十字会談を提案した」と説明した。
文在寅大統領は7月6日に発表した「ベルリン構想」で、7月27日の韓国戦争休戦協定締結64周年を機に、軍事境界線付近での敵対行為を停止するよう呼びかけ、北韓に軍事当局会談を開くことを提案していた。北韓がこれに反応を示さなかったため、政府は回答期限を27日に延長していた。
北韓は大韓赤十字社が7月17日に提案した8月1日の赤十字会談開催にも反応しなかった。
(2017.8.2 民団新聞)