掲載日 : [2017-03-08] 照会数 : 4282
<中央選管委>在外選挙人を初告発…ネット利用し虚偽流布
中央選挙管理委員会は2月21日、インターネット個人放送を利用し、大統領選挙に立候補したBに対する虚偽事実を公布し、批判した嫌疑でブラジルに住む在外選挙人Aをソウル中央地方検察に告発した。
Aは2016年12月8日、ユーチューブの個人放送チャンネルを利用し、立候補予定者Bの父親が「人民軍出身」という虚偽事実を公布し、Bを「アカ」「獣よりも劣る人間の屑」「北韓から操縦されているロボット」などと批判する内容の動画を制作し、放送した嫌疑がもたれている。 選管委が第19代大統領選挙に関連し、虚偽事実の公布及び批判嫌疑で告発するのは初めてのこと。偽のニュースなど虚偽事実の流布及び批判に積極的に対応するため、昨年1月から「批判・黒色宣伝TFチーム」を構成、運営している。2月20日まで総1701件の批判・黒色宣伝の掲示物を削除措置をとった。
中央選管委は、表現の自由を最大限保障するが、有権者の判断を歪曲する虚偽事実公布及び批判行為は厳重に措置する、有権者もまた、無差別な批判よりも候補者の公約と政策で判断するように広報している。
(2017.3.8 民団新聞)