掲載日 : [2017-03-29] 照会数 : 4667
<新韓金融持株会社>純利益2兆7千億ウォン…第16期定期総会開く
[ 新任の趙炳会長(左)と韓東禹前会長 ]
【ソウル】新韓金融持株会社の第16期定期株主総会が23日に開かれ、趙炳会長を正式に選任するとともに、主要案件の財務決算と理事信任を承認した。趙会長は1月の同社会長推薦委員会で満場一致で次期会長に内定していた。2020年まで300兆ウォン規模の新韓金融をけん引することになった。
総会では普通株配当額を1株あたり1450ウォンと決めたほか、16年度当期純利益2兆7748億ウォンを計上するなど、高い業績を上げたことを報告した。
趙会長は「挑戦と革新を土台に急激な環境変化に打ち勝ち、新韓と韓国金融の新しい地平を開く上で渾身の努力をする」とあいさつした。
総会では今年の理事会議長に朴哲前韓国銀行副総裁(社外理事)を選任するなど理事陣構成を拡大した。
同社は趙会長を社内理事に選任し、任期が満了した在日同胞の高富仁社外理事と南宮 社外理事の後任には、朴安淳大星グループ会長らを選任した。
同日、退任した韓東禹会長は6年間の職責を振り返り、「内部分裂など新韓事態を治癒する透明で安定した経営構造と顧客中心の精神を提供する方向性を示してきた。創業者の李煕健名誉会長の遺志を受け継いでもらいたい」と託した。
(2017.3.29 民団新聞)