掲載日 : [2018-09-26] 照会数 : 8548
韓国産水産物を活用…料理大会で17人競う
[ できあがった料理を試食する審査員たち ]
韓国政府お墨付きの海外輸出用水産物ブランド「K・FISH」を活用したオリジナル料理を競う大会(韓国水協中央会東京輸出支援センター主催、日韓農水産食文化協会協力)が20日、東京・豊島区で開かれた。80人の応募者の中から書類審査を通過した17人がこの日の本選に臨み、審査員がコンセプト、味、盛り付け、オリジナリティなどで総合評価した
最高賞の「金賞」を受賞した「アワビのモチモチ天ぷら」は山芋にくるんで天ぷらに揚げたもの。刺身とは違う食感が楽しめる。審査委員長の趙善玉さんは「珍しい」と感想を語った。副賞として済州往復航空チケット2枚が贈られた。同料理は新大久保コリアンタウン内の韓国料理専門店で一定期間メニューとして加わる予定。
「特別賞」に選ばれた在日3世・金珠末さんの「平昌から東京へ」は平和な五輪を5色で描いたアイデアが認められた。韓半島全域の農水産物をふんだんに使い、日本らしい食材と組み合わせた。味も高評価を得た。
(2018.09.26 民団新聞)