掲載日 : [2016-06-08] 照会数 : 4387
<韓国航空公社>戦術航法装置を国産化…米仏に次ぎ3番目
韓国航空公社は5日、「空の灯台」と呼ばれる戦術航法装置(TACAN)を構成する制御装置や信号送出器、アンテナなど全ての部品の製造、設置ができる技術を確保したと発表した。世界でこの技術を保有しているのは米国とフランスだけで、韓国は3番目になる。 航空機は軍用、民間にかかわらず全て航路に沿って移動するが、その際、パイロットはその航空機が正しい航路を進んでいるか常に確認しなければならない。韓国国内には大邱、釜山、浦項、済州など7カ所と、空軍基地を含む12カ所にTACANが設置されている。
これまでTACANの設置や部品交換の際、高額な費用がかかっていたほか、故障の際、修理は専門技術者に依存しなければならず、6カ月以上待たされることもあった。国産化によってこのような問題が改善されることになる。
(2016.6.8 民団新聞)