掲載日 : [2016-06-22] 照会数 : 4183
北の核保有認めぬ…韓・ロ、外相会談で再確認
尹炳世外交部長官はロシアを訪問中の13日、同国のラブロフ外相とモスクワで会談し、北韓を核保有国として認めないことをあらためて確認し、非核化に向けた両国間協力を続けていくことなどで合意した。会談後、両国関係、北韓の核、国連、北極、テロなどさまざまな分野が含まれた「2016〜17年両国外交部間交流計画書」に署名した。
両外相は昨年に国交正常化25年を迎えた両国の戦略的協力パートナー関係が政治、経済、文化など多方面にわたり発展していると評価し、さらに強化することで一致した。
尹長官は、両国首脳が韓国のユーラシア・イニシアチブ(欧州とアジアの各国間経済協力を強化して南北統一の基盤づくりを目指す構想)とロシアの新東方政策間の相乗効果を向上させることにした点を重視しながら、ロシア極東地域を中心に両国の協力潜在力を開発するための協力を強化していくことにしたと紹介した。韓国政府は9月にウラジオストクで開催される「東方経済フォーラム」に積極的に参加する予定だ。
(2016.6.22 民団新聞)