掲載日 : [2020-10-28] 照会数 : 4199
コロナ対応評価やK‐POP人気で 米での韓国好感度が過去最高
米シンクタンクのシカゴ・グローバル評議会は19日(現地時間)、韓国に対する米国民の好感度を調査した結果、100点満点中60点で、1978年の調査開始以来、最高を記録したと発表した。
調査は韓国国際交流財団(KF)の支援を受け、7月から今月19日まで全米の成人2111人を対象に行われた。
同団は、60点になったのは、新型コロナウイルスに対する韓国の対応や、K‐POPの人気、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が米アカデミー賞4冠を獲得したことなどが後押ししたと分析した。
北韓に対する対する好感度は19点だった。
日本は65点で過去最高を記録、中国は32点で過去最低となった。
米国にとって北韓の核兵器は重大な脅威と認識する回答者は51%だった。北韓が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った2017年には75%だった。
北韓が韓国を攻撃した場合、米軍は防衛に参加することができるかを問う項目では、58%ができると回答し、昨年と同水準となった。
また中国の台頭を重大な脅威と感じるという回答者は55%で、昨年の42%より増えた。
米国と韓国がパートナーと考えるという回答者は74%で、初めて調査が行われた12年には65%だった。米国が韓国と公正に貿易をしているという回答者は68%で、17年の53%より大きく増加した。
(2020.10.28 民団新聞)