掲載日 : [2016-08-24] 照会数 : 4180
<朴大統領>テロ・挑発に警戒促す…「北韓に亀裂の兆し」
朴槿恵大統領は韓米合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)が韓半島で始まった22日、青瓦台で国家安全保障会議(NSC)を開き、「最近は北韓の要人の脱北や亡命が相次ぐなど深刻な亀裂の兆しが見える。体制動揺の可能性が高まっている」との見解を示した。
続けて「北の政権は内部の動揺を鎮め、さらなる脱北を防ごうと、韓国社会の混乱を助長するためサイバーテロを含めわが国を狙ったテロと多様な形の挑発を仕掛ける可能性が高まっている」と強調した。
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UFGに対し、北韓が核先制攻撃を加えると威嚇したことについて、統一部の鄭俊熙報道官は22日の定例記者会見で、「北がわれわれの定例の防衛訓練を『北侵騒動』だと歪曲し非難していることに強い遺憾の意を表明する」と述べ、「北がこうした挑発的な姿勢から脱却して核開発とミサイル開発を中断し、威嚇をやめることで正しい道を歩むことを期待する」と強調した。
北韓の朝鮮人民軍総参謀部は同日、報道官声明で「われわれの自主権が行使される領土と領海、領空へわずかでも侵略の兆候が見える場合、容赦なくわが式の核先制打撃を浴びせ、挑発の牙城を灰の山にする」と威嚇していた。
(2016.8.24 民団新聞)