駐日韓国大使館は2日、開天節記念レセプションを東京千代田区のホテルで開いた。韓日国交正常化50周年の節目でもあり各国の公館をはじめ、民団や政界、企業関係など1200人を超す参加者でにぎわいを見せた。
柳興洙駐日大使は「意義深い年にこそ韓日両国が手を取り合い、世界に貢献できるよう努力していこう」と友好発展の思いを述べた。
駐横浜大韓民国総領事館は1日、韓日国交正常化50周年の記念レセプション「韓日友好の夕べ」を、神奈川県横浜市で開催した。
朱重徹総領事は開会のあいさつで「両国友好の土台として、地方レベルでの民間交流に尽力してきた方々に感謝する」とねぎらった。
また、民団神奈川県本部の金利中団長は450人もの人が参加したことを受け、朱総領事に熱い期待を寄せるとともに、「民団も神奈川県の住民として韓日関係を発展させていきたい」とこれからの友好への意欲を語った。
日本側からは黒岩祐治神奈川県知事が来賓として訪れた。黒岩知事は京畿道と神奈川県との友好提携を挙げ「日韓友好のため、どんなことがあっても交流を続けていきたい」と語った。
駐大阪韓国総領事館(河泰允総領事)が2日、大阪市内のホテルで開いたレセプションには約600人が参加した。
河総領事が「50年の間、韓日が相互発展できたのは、みなさんのおかげ。これからも両国国民が手をとりあい、前に進んでいこう」と呼びかけた。
民団大阪本部の鄭鉉権団長も「お互い長所をのばし、短所を補いながら、民間レベルでの交流をより深めていくことが大事」と述べた。
式典に先立って韓国国立国楽院が公演した。
(2015.10.14 民団新聞)