「終戦70年、分断70年:挑戦と希望」をテーマに、9日から開かれていた「第4回ソウル安保対話」は11日、「ソウル安保対話ビジョン宣言文」を採択して閉幕した。国防部は、今後のアジア太平洋地域の多国間安保協力メカニズムを構築する基盤を用意したと説明した。
宣言文は「韓半島の平和と安定を図り、信頼構築措置を強化し、最終的に統一を成し遂げることは地域や世界の平和推進に大きく寄与することになる」と表明、「われわれは、既存の国防協力をさらに強化し、新たな国防協力分野を発掘および創出し、国家間協力拡大のための多様な方策を模索していく」と強調した。
今回の会議期間中には28の2国間協議と、韓国、米国、中国、日本、ロシア、モンゴルが参加する東北アジア地域の多国間会議など、多様な対話の場が設けられた。
(2015.9.16 民団新聞)