掲載日 : [2015-09-09] 照会数 : 4134
「上海臨政庁舎」再開館式に出席…朴大統領
朴大統領は4日、上海の大韓民国臨時政府庁舎の再開館式典に出席、祝辞で「光復70周年を迎え、わが民族の主権回復への希望を導いた臨時政府庁舎の再開館式に出席したことは非常に意義深い」と述べるとともに、中国政府と楊雄上海市長に感謝の意を伝えた。
上海・黄浦区の住宅街にある庁舎は、日本による植民地時代の1919年に独立運動家らが上海に樹立した大韓民国臨時政府の庁舎として1926年から1932年に使われた。
上海臨時政府庁舎は韓中修交の翌年の1993年4月に復元され、一般に公開された。政府は光復70周年を迎え、中国政府と協力して古くなった庁舎の展示物を取り換え、内装を改修するなど再整備を行った。
3日の「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」記念式典出席などのため、2日に北京を訪問した朴大統領は4日、上海での韓中ビジネスフォーラムへの出席を最後に、訪中日程を終え、帰国した。
(2015.9.9 民団新聞)