掲載日 : [2016-03-09] 照会数 : 7181
オリニと保護者を結ぶ…民団江戸川「ハングル教室」
[ 保護者(奥)も一緒にオリニの指導にあたる ]
韓国語スピーチ大会で「大賞」も
民団東京・江戸川支部(李鍾郁支団長)の「オリニハングル教室」はちょっぴりユニークだ。指導にあたる講師はめったに日本語を使わない。支部会館に顔を見せた段階から親しげに韓国語で呼びかける。意味が分からなくきょとんとしている子どもたちも2度、3度と繰り返し聞くうちに覚えていくという。
日ごろの学習の積み重ねが実り、民団東京本部と東京韓国教育院の共催する韓国語スピーチ大会では「大賞」受賞者を昨年、一昨年と2年連続で出している。
同教室は09年8月8日から始まった。登録者は現在20人。保護者は30から40代前半までの新定住者が中心で、子育ての悩みを交換するなどして結束を強めている。民団江戸川支部の宋美永事務部長は、「いずれ婦人会活動にもつながる」と期待をかけている。
韓国で生まれた4歳半の女の子を連れて参加したある保護者は、「ここにきてからたくさんのママ友ができた。民団のおかげ」と話している。
(2016.3.9 民団新聞)