
多文化共生をめざす川崎歴史ミュージアム設立委員会が6月20日、川崎市桜本のみんなの家で、第3回定例総会兼NPO法人設立総会および記念イベントを開催、約50人の会員・非会員が川崎市内外から参加した。
総会では、ミュージアム建設の展望について質問があり、資金調達と同時に施設の具体像について引き続き検討を進めること、それまでは展示パネル制作および移動展示を重ねていくとの回答がなされた。地域内外の教育施設を会場とする企画展計画の話題も出た。
後半は、シンガーソングライターの盧佳世さんによるトーク&ライブ「海渡り・慶州から川崎へ」(ギター演奏:丸川=盧=哲史さん)が開かれた。盧さんは父が在日1世、母が2世。父方一家が就職のために取得した日本国籍を継いで生まれ、川崎で育った。80年代に「民族名をとりもどす会」と出会い、父方の盧姓になりたいと役所に申し立て、95年に認められた。祖父は佳世さんが「盧」を日常生活で使い盧佳世として生きようとしているのを知り、生前たいへん喜んでいたと、母親から聞かされたという。トークの合間に日本・韓国・オリジナルの歌が挟まれ、最後に参加者らとジャズ調のアリランを合唱した。
川崎歴史ミュージアムは早ければ7月中にNPO法人となる見込み。常設展示施設の建設を目指し新規会員・カンパを募集中。
メール kawasakirekishimuseum@gmail.com
ホームページ https://tabunkakawasaki.org/