掲載日 : [2018-12-06] 照会数 : 6401
東北アジア情勢と韓日関係…両国専門家がシンポ
[ 韓国国際交流財団と財団法人世宗研究所が共催した「大阪韓日関係シンポジウム」 ]
【大阪】韓国と日本の専門家を招いての「大阪韓日関係シンポジウム」が11月26日、大阪市内のホテルで開催された。韓国国際交流財団(李是衡理事長)と財団法人世宗研究所(白鍾天理事長)が共催。民団と婦人会などから関係者100人が参加した。
第1部「南北関係の変化と東北アジアの平和」では金基正延世大学校教授が、韓半島の非核化と東北アジアの平和秩序構築のための韓日協力方案について基調報告。金泳昊国防大学校教授と中戸祐夫立命館大学教授がそれぞれの立場でコメントした。
第2部は「東北アジアの情勢変化と望ましい韓日協力方案」がテーマ。辛貞和東西大学校教授、木村幹神戸大学教授、箱田哲也朝日新聞論説委員が「漂流する韓日関係ー友好・協力に向けて」、「日韓関係をどうするか」などについて発表した。これを受けて金忠植嘉泉大学校副総長と澤田克己毎日新聞外信部長が討論に加わった。
開会に先立って李理事長が「シンポジウムが両国間の交流・協力をさらに発展させることができる内実ある討論になることを期待する」と述べた。呉泰奎総領事も「今年で20年となる韓日パートナーシップ共同宣言の精神を振り返り、韓日両国の交流、協力を発展させる機会になることを願っている」とあいさつした。
(2018.12.05 民団新聞)