掲載日 : [2021-05-26] 照会数 : 5958
油絵と書画50点、宋玉植さんが個展…姫路市見野の郷交流館
[ 宋玉植さんと作品 ]
【兵庫】一社在日韓国商工会議所兵庫の宋玉植常任顧問(71、民団兵庫本部常任顧問)の作品展が姫路市の見野の郷交流館で開催されている。一昨年に続き2回目。
「コロナ禍の中、趣味の絵や書画を毎日描いている」と宋常任顧問。花や赤富士を題材とした油絵のほか、金文字、銀文字の書画、将棋駒書など約50点の作品を展示。中でも赤富士の油絵はお気に入り。完成までに15時間を要したという。
文字をモチーフとした書画ではしなやかに飛んでいるような「蝶」や、強さを示す「王将」など、躍動感と圧倒的な存在感が目に飛び込んでくる。
宋常任顧問は「文字にはそれぞれ意味があり、書きだしても初めの3枚は納得がいかず、捨ててしまう」と苦笑。「これからも描き続けていきたい」と話していた。
婦人会兵庫本部(崔和代会長)の会員らも来館した。6月27日(9時~17時)まで。無料。
(2021.05.26 民団新聞)