掲載日 : [2021-06-09] 照会数 : 3575
兵庫県知事選立候補予定者に公開質問状送る
【兵庫】兵庫県で多民族・多文化共生社会を実現するため約45年にわたって活動を続けてきた「兵庫県在日外国人人権協会」(孫敏男代表)が「兵庫県在日韓国朝鮮人教育を考える会」(藤川正夫代表)との連名で5月31日、兵庫県知事選立候補予定者4人に「公開質問状」を送った。
質問は①県職員採用選考試験の国籍による受験制限の削減について②県教委管轄公立学校の外国籍教員と日本国籍教員との給与等の差別待遇の解消について③無年金外国籍障害者福祉給付金を「二級障害者」にも給付するための方策についての3点。「賛成」または「反対」、「現時点では判断できないのでさらに検討」の三択から回答を求めている。期限は11日まで。
寄せられた回答は両会機関誌やSNSで紹介。選挙権を与えられていない外国籍住民の心情や意見を忖度した投票を呼びかけていく。同知事選は7月1日告示、同18日に投開票される。
(2021.06.09 民団新聞)