在日韓国人学生弁論大会…岡山県で初の開催

　【岡山】第25回在日本韓国人学生韓国語弁論大会（駐日韓国大使館主催）が6月29日、岡山市北区の岡山国際交流センターで開かれた。同大会は東京韓国教育院の主催で1995年から始まった。岡山での開催は25年の歴史でこれが初めて。

　今年は韓国学校4校と全国15都道府県に開設された韓国教育院から選ばれた小中高校生合わせて19人が出場。関係者150人を前に5分の制限時間内で自らの在日体験や祖国への思いなどを発表した。

　審査の結果、「韓国学校部門」では金剛学園高等学校2年、梁誠志さんの「才能ボタン」、「日本学校部門」はオキナワインターナショナルスクール6年、名手聰梨恵金さんの「ピースメーカー」が大賞に輝いた。2人には韓国往復の無料航空券（大韓航空協賛）と商品券2万円分が贈られた。

　祝賀公演でオリニハングル学校（岡山韓国教育院主管）に通う小学生6人が合唱を披露した。
（2019.07.10 民団新聞）