掲載日 : [2018-03-07] 照会数 : 5130
日本の教育者と合同授業研究会…大邸市の小学校教員
[ 日本での研修成果を語る大邱市の小学校教員たち
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日本の教育状況を視察するために訪日した大邱市の小学校教員グループが2月23日、東京・新宿の多文化共生プラザで日本の教育関係者と意見を交換した。この日の懇談会は「日韓(韓日)合同授業研究会」の産みの親で、教育を通じた日韓民間交流に努めている善元幸夫さん(東京学芸大学教員)が呼びかけた。
ある教員の日本に対するイメージはドラマの影響か「いじめ、学力低下、学級崩壊」だった。しかし、日本に来て考え方が変わったと告白した。具体的には管理職と教員、教員と生徒との間の「開かれた対話」だ。別の教員は校長のような管理職に韓国のような権威主義が感じられなかったと驚きを表明した。
一行の世話にあたってきた善元さんは「日本で得たものがいっぱいあったと聞いて疲れがとれた」と笑顔を見せた。
(2018.3.7 民団新聞)