掲載日 : [2018-09-12] 照会数 : 5193
王仁博士碑を改修、説明書見やすく…上野公園に建立3周年
[ 除幕した改修碑の前に立つ韓日文化親善協会の関係者ら ] [ 改修した王仁博士碑 ]
王仁博士青銅刻画碑建立3周年を記念する「青銅刻画碑台座高改修除幕式」(社団法人韓日文化親善協会主管、大韓民国文化体育観光部協賛)が5日、東京・台東区の上野恩賜公園内で行われた。
今回設置した台座は、同碑の表面に刻まれた韓国語と日本語の説明書きが下部にあって見づらかったために、韓国政府の支援を受けて作られた。同碑の下に新たに設けた台座は高さ約15㌢。
除幕式には、同協会の尹在明会長ら関係者約20人が参席した。尹会長はあいさつで「今日、韓国と日本の間で議論される歴史問題の中で、誰もが尊敬する王仁博士に関する歴史こそ話し合う価値がある。われわれは日本に漢字を教え伝えた王仁博士の功績を絶対に忘れることはできない」と述べ、その歴史的意義を強調した。
王仁博士は4~5世紀頃、日本に渡来して漢字(千字文)と論語を伝え、飛鳥文化を花咲かせた。上野公園内には1939年に碑が建立された。
(2018.09.12 民団新聞)