掲載日 : [2021-03-03] 照会数 : 4729
当面課題共有へ交歓…駐大阪総領事館ワークショップ
[ 開会のあいさつを述べる呉泰奎総領事 ]
同胞・市民24団体代表が参加
【大阪】駐大阪総領事館(呉泰奎総領事)は2月17日、大阪市内のホテルに管内の同胞・市民団体代表を集めて「ワークショップ」を開催した。各団体がそれぞれ推進している活動事業について認識を共有し、意見交換を行うのが目的。大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山の各民団、婦人会、青年会、JC、コリアNGOセンターなど24団体から60人余りが参加した。
呉総領事は「皆さんが揺らぐことなく活動を継続していくことで、明るい未来を切り開いていけると信じている」とあいさつ。総領事館としても協力を約束した。
民団大阪本部の呉龍浩団長は、4月に開園を予定している「中崎はな保育園」と生野コリアタウン内に近く完成する公衆トイレについて報告した。
10月中旬には在阪同胞13団体で「韓日友好親善のつどい多文化共生フェスターグルメと文化の広場」を開催する計画だと明らかにした。
民団京都本部の金政弘団長はコロナ禍で規模を縮小した「京都コリアフェスティバル」を今年は4000人規模で拡大開催すると表明した。
民団滋賀本部(金東凡団長)は防災などの研修会や韓国の伝統文化教室、歴史文化研修会、健康セミナーなどを推進。民団奈良本部(李勲団長)は10月マダンや料理教室、幹部研修会など。民団和歌山本部(孫文敏団長)は昨年初めて開催した社会人による韓日交流野球を継続事業にしていく。
席上、民主平和統一諮問委員会議長表彰が民団大阪本部の朴清副団長と婦人会大阪本部の朴米子会長に贈られた。
(2021.03.03 民団新聞)