掲載日 : [2019-07-10] 照会数 : 6305
慶南科技大から名誉博士学位...金昭夫氏を祝福
[ 慶南科学技術大学の名誉経営学博士学位記を示す金昭夫氏(中央) ]
発起人一同で企画
韓日の有志450人集う
金昭夫氏(民団中央生活相談センター所長)の慶南科学技術大学名誉経営学博士の学位取得と慶尚南道晋州の名誉市民賞を祝う集いが3日、東京都内のホテルであった。同大学109年にわたる歴史上、名誉博士学位の付与は初めて。授与式は2月22日に同大学で行われた。
李錫永大学院長は「金昭夫博士は日本の地で韓国国籍を守り抜き、民団と韓商などの活動を通して在日同胞社会の権益擁護と韓日交流に貢献してきた。分かち合いの精神と思いやりは海を越え、彼の故郷・晋州まで届いた。彼の想いが大学の歴史と一体となってもらいたい」と述べた。
金昭夫氏は「12歳で渡日して49歳の若さで他界した父と、苦労を重ねてきた母が喜んでくれるはず。これまで支えていただいた方々に恩返しをするためにも、これからも人のために世のために働く」と新たな意気込みを見せた。
集いは韓商連の韓昌祐常任顧問(マルハングループ会長)はじめ、民団の呂健二中央本部団長、李壽源東京本部団長ら中央本部と東京本部の3機関長、および李正治東京慶尚南道道民会会長の8人が発起人となって企画した。呼びかけに応え、全国の民団と傘下団体役員、国会議員で日韓親善協会中央会の河村建夫会長らあわせて約450人が参席した。
(2019.07.10 民団新聞)