掲載日 : [2020-09-16] 照会数 : 7074
民団群馬本部 関東大震災犠牲 同胞を独自慰霊
[ 合掌する権在一団長 ]
【群馬】民団群馬本部(権在一団長)は13日、関東大震災で虐殺された犠牲者17人を祭る慰霊碑が建つ藤岡市内の成道寺で独自の慰霊事業を営んだ。権団長と金敬連本部婦人会長がそれぞれ碑に香を手向け、手を合わせた。
当時の新聞資料によれば17人は藤岡警察署に拘留されていた。1923年9月5日未明、竹槍、棍棒、日本刀、猟銃などで武装した民衆約1000人が警察署を襲い、署内で惨殺した。
権団長と金会長らは同じく虐殺事件の現場となった倉賀野市内の九品寺にも足を運び、めい福を祈った。
(2020.09.16 民団新聞)