掲載日 : [2017-08-02] 照会数 : 7780
長野県日韓親善促進議連が江原道議会を初訪問…幅広い交流で共生発展へ
【長野】長野県議会日韓親善促進議員連盟(萩原清会長)の訪韓団が7月18日に江原道議会を訪問した。萩原会長らは崔文旬江原道知事や金東日道議会議長らと面談し、交流・協力の活性化についてを協議した。長野県日韓議連の江原道議会訪問は初めて。民団中央の呉公太団長も同行した。
両議会は2004年から非公式の交流を続け、昨年12月に江原道の晋煥副知事が長野県庁を訪れ、阿部守一知事との間で友好交流協約書に調印した。
金東日議長は「長野県は果樹業、園芸、農業、畜産業などが発達している。美しい自然環境と快適な気候のため、四季を通じてスポーツとレジャーの人気拠点であり、冬季五輪開催など江原道と共通点も多い。多様な交流によって共生発展できる」とし、「今後も両議会の幅広い意見交換を通じて地域住民のための議会活動に反映させよう」と述べた。
長野県は今年4月に仁川‐松本のチャーター便3往復を就航するなど、韓国との観光交流へ意気込んでいる。また、長野県日韓親善協会の拡充へ支部作りに力をいれている。すでに松本広域支部、駒ヶ根・飯田支部、諏訪支部などが立ち上がっており、長野・北信支部、上田東信支部も年内に誕生する予定だ。
ソウル市長とも
一行は、江原テクノパークや伝統市場と平昌冬季五輪施設を見学した。21日には、ソウル市庁舎に朴元淳市長を訪問し懇談した(写真)。長野県とソウル市は昨年12月に観光交流強化の協約書を締結しており、萩原会長は朴市長に「ぜひ長野県に訪問を」と呼びかけた。
(2017.8.2 民団新聞)