掲載日 : [2017-08-02] 照会数 : 8021
民団埼玉70周年祝う…次世代育成決意新たに
[ 民団埼玉本部の創団70周年祝賀式典 ]
【埼玉】民団埼玉本部(田虓玔団長)は7月26日、さいたま市浦和区のホテルに民団関係者と来賓300人を招き、創団70周年を祝った。
田団長は祖国発展に貢献し、在日同胞の安定した生活権獲得に向けて邁進してきた同本部の歩みを振り返りながら、次世代育成と自主財源確立への決意を新たにした。
民団中央本部の呉公太団長は、昨年の「未来創造メッセ‐ジ」で強調した「人権擁護」「次世代育成」「韓国と日本の友好親善」という3つの課題に取り組もうと呼びかけた。
来賓として地元選出の国会議員、県・市議も多数参席。公明党の矢倉かつお参議院議員は「ヘイトスピーチの根絶に全力を尽くす」と韓日友好への決意を述べた。上田清司県知事と清水勇人さいたま市長からもお祝いのメッセージが届いた。
席上、各支部で長年、民団活動を支えてきた功労者10人が田団長から表彰を受けた。代表して婦人会西部支部顧問の朴一凛さんがお礼の言葉を述べた。祝賀会では景民杓常任顧問が乾杯の音頭をとった。
同本部の創団は1948年4月23日。『埼玉民団60年史』によれば、47年に先に結成されていた蕨支部を中心に20〜30人の同志が中心となった。初代団長は金靖、議長・張孝一、監察委員長が姜益俊の各氏。
(2017.8.2 民団新聞)