掲載日 : [2017-08-15] 照会数 : 5607
末永いパートナーに…済州道・青森県両議会が友好交流協定
[ 友好交流協定の締結後、記念写真に望む申寛弘議長(前列右から2人目)と熊谷雄一議長ら ]
【青森】済州道議会は7日、青森県庁で青森県議会と友好交流協定を結んだ。同日、済州道議会の申寛弘議長が青森県庁を訪れ、熊谷雄一県議会議長と協定書を交わした。
協定内容は1,相互尊重と信頼に基づく緊密な友好協力関係の構築2,議会活動と相互に関心の高い分野での交流推進3,友好協力関係への理解の喚起と民間交流の促進の3項目。
両議会はそれぞれの市民の友好協力関係に対する理解を深め、民間分野を含む多様な分野で実質的な交流活動を促進するために相互協力していく。
申議長はあいさつで、「自治体間の姉妹提携に続き議会も交流協力することにより、済州と青森県は真の友人としての道を歩くことができるようになった」とし、「今後、人的・物的交流はもちろん文化や観光など互いの発展と利益のための大切な出発点になることを願う」と述べた。
熊谷議長も「末永いパートナーとして、互いに学び、協力し合いながら、一緒に発展するよう取り組みたい」と抱負を語った。
両自治体は2011年12月に友好交流協定を締結したあと、昨年8月には姉妹提携協定に格上げし、世界自然遺産や観光などの分野で交流を進め、相互の信頼を築いてきた。
締結式には両議長をはじめ、済州道から安東佑副知事ら、青森県からは山谷清文副議長、青山祐治副知事と県議会各会派の議員が出席した。
(2017.8.15 民団新聞)