掲載日 : [2019-09-26] 照会数 : 6218
民間交流は予定どおり…利用国外務省の大学生招聘事業
[ 学生たちにブリーフィングする民団中央本部の鄭夢周副団長 ]
韓国から28人民団初訪問…30年間継続中
韓国外交部招聘の韓国大学生訪日団(沈珪善団長)が24日、東京・港区の民団中央本部を初訪問した。一行は韓国全土から選抜された28人。民団からは金利中副団長が歓迎のあいさつに立ち、鄭夢周副団長が「在日同胞社会が見る韓日・日韓関係に対して」と題して講演した。
今回の訪日は韓国外交部と日本外務省が主催して30年前から実施している相互訪問事業の一環。日本からは8月、30人が訪韓したばかり。実施主体は韓国国際交流財団と公益財団法人日韓文化交流基金。
25日に埼玉県草加市の獨協大学で同世代の日本の大学生と意見交換し、対日理解をめざす。26日は外務省を表敬訪問。29日に鹿児島に移動し、沈壽官窯を見学したりホームステイ体験も行う。帰国は10月2日の予定。
韓国国際交流財団と日韓文化交流基金の担当者によれば韓日関係の悪化で例年より応募者は減ったものの、今回も70人の申し込みがあったという。
(2019.09.25 民団新聞)