掲載日 : [2019-09-26] 照会数 : 6231
議決、監察機関研修 東西で
[ 民団中央本部の朴安淳議長による開会あいさつ ] [ 民団大阪の監察機関研修 ]
規約と議事進行
実践スタイルで
民団東京本部
支部大会・総会の円滑な進行と規約などに関する理解を深めることを目指として、民団東京本部(李壽源団長)は10日、議決機関研修会を韓国中央会館で開催した。
主催本部の呉永錫議長は「これからの民団組織を背負っていく幹部が、この勉強会を通じて共に学び組織活性化に役立ててほしい」と呼びかけた。朴安淳中央本部議長も期待を寄せた。
民団中央本部担当者が「議決機関の任務と役割に関して」とのテーマで講義。すべての会議は民主的に多数決・一事不再議が基本原則であると説明するとともに、議決機関の任務と役割を、体系的に解説した。
このほか、支部総会の議事進行を具体的に進めるシミュレーションも行われた。民団荒川支部の議長と副議長が支部総会さながらに実演し、議事進行の各要所の意味と注意点などを説明した。
最後に東京本部の朴泰錫、盧幸一副議長よる質問形式での規約に関する解説が行われた。関係者60人余りが参加した。
民団の基本姿勢
多方面から解説
民団大阪本部
【大阪】民団大阪本部(呉龍浩団長)は15日までの2日間、大阪府泉南郡岬町の施設で監察機関研修を行った。
金明弘同本部監察委員長は「悪化が続く韓日関係は在日同胞と団員とって死活問題。避けて通れない問題だ。このことも含めて民団の基本姿勢を確認してほしい」と呼びかけた。
中央本部の梁東一監察委員長は「民団は在日同胞の生活を守ることを第一に、困難な時こそ中央本部を基軸に全国が一致団結して、韓日交流に尽力し、次世代に誇れる民団づくりを目指さそう」とあいさつ。
大阪本部の呉団長は「未来志向でこの難局を乗り越え、民団発展のカギとなる支部活性化に全力投球しよう」とエールを送った。朴道秉議長からも激励のメッセージが寄せられた。
第1講演として「規約改正のポイントと留意点」について中央本部の李清鍵組織局長が解説。「監察機関の役割と課題」とのテーマでは中央本部の金春植監察委員が登壇した。
洪性仁常任顧問は「これからの民団の支部活動と監察機関に望むもの」と題して講演した。
(2019.09.25 民団新聞)