掲載日 : [2019-08-28] 照会数 : 6519
韓禄春常任顧問 「偲ぶ会」大阪で 200人が参席
[ 故韓禄春偲ぶ会 ]
【大阪】民団大阪本部の故韓禄春常任顧問を偲ぶ会が23日、大阪韓国人会館で営まれた。民団大阪本部の役員を中心に約200人が参席。民団中央本部からは鄭夢周副団長、朴安淳議長、梁東一監察委員長が列席した。
鄭副団長は「韓常任顧問は(解放後の)混乱期に事業を起こし、事業で成し遂げた財を同胞社会の各級組織や機関団体の経済、社会、文化、教育などのほか、ソウルオリンピックや大阪万博博覧会などに『がんばってや!』の一言で支援してくれた」と振り返った。
呉泰奎駐大阪総領事は「民団大阪本部会館や駐大阪韓国総領事館の建設など、同胞社会、そして韓国が大変な時にも多大な支援、貢献をしてくれた」と感謝の言葉を述べた。
民団大阪本部の呉龍浩団長も「韓常任顧問の心を受け継ぎ、在日同胞の幸福と文化創造に献身していくことを誓う」と約束した。友人を代表して金二泰民団大阪本部常任顧問が「(あなたの)遺志を継ぎ、全力を尽くしていくので安心して私たちを見守って」と目頭を押さえた。
遺家族を代表して柳寅浩さんが謝辞を述べた。参列者には全員に『韓禄春ヨンガム(令監)その愛国と愛団の歩み』(発刊委員会委員長・洪性仁民団中央本部常任顧問)が贈られた。
(2019.08.28 民団新聞)