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紙を用いたインスタレーション作品
崔弼圭「結(むすび)の幻影」が6月10〜23日、東京のヒデハルフカサクギャラリー六本木で開催される。
崔は紙本来が持つ物質性を追求する作品を発表している。韓国の伝統的な紙である韓紙をはじめ、西洋紙ほか様々な種類の紙を繊維や木の枝などと組み合わせることで作品として成立させる。その表現媒体は幅広く、絵画・インスタレーション・映像と多岐にわたる。
崔の原点は、韓国家庭の伝統的な守り神と、祖母の家で見た神棚にある。祭壇に飾られた、枝に結ばれた紙で作られたお守りの記憶が、形状を変えて作品となった。崔にとって紙は単なる素材ではなく、自身の内面や記憶であり、紙に生じる傷や皺・裂け目は存在の痕跡を表している。同展では紙を用いたインスタレーションと展示作品約40点を紹介。
崔は韓国中央大学校芸術大学絵画科卒、弘益大学校教育大学院修了。最近の個展は25年「paper · wind · wish」(Gallery Eun / ソウル)。
同展は入場無料、☎03・5786・1505、 https://hfg-art.com