
在日3世の韓成南が作・演出したダンス×映像×ドローンによる(ノン)バーバルな(非)身体のインターディシプリナリー・ダンス『いぬとハエと日本語教師』東京公演が7月4日午後4時と7時、5日午後2時と5時、東京・シアターギルド代官山で開催される。
韓成南は自身が生み出した「スーパーリニア」の概念を軸に、映像であり、演劇であり、ダンスでもあるような、タイムベースドな作品を発表してきた。25年9月に兵庫で初演され、好評を博した本作が、新たな構成へとアップデートし東京で上演される。
1983年の「留学生10万人計画」、それに続く「留学生30万人計画」、そして少子高齢化による深刻な人手不足を背景に「特定技能」や「育成就労制度」といった事実上の移民政策が推し進められる現代日本。皇民化政策という歴史を補完しながら、「辺境の言語」とも言える日本語を日本語教師が「教える」という行為から考察する。 ドローンやカメラの視線の介入といったメディア性に対し、人の声に近いとされるヴィオラの生演奏や踊る身体が交錯するなかで「意味」と「指示」のあいだに生じる差分を探る思考実験を行う。
韓成南は兵庫県神戸市生まれ。映像作家、演出家。Interdisciplinary Art Festival Tokyo、Art in Country of Tokyo、Interdisciplinary Art Project Kobeの代表、海の中の美術館初代館長。 シングルチャンネル映像やブルーバックによるキーイングを用いた映像インスタレーション、AR写真・映像作品、アートパフォーマンス、そして「青」をテーマにしたインスタレーション作品などを制作している。また、「スーパーリニア」という概念をもとに制作した映像×演劇×ダンスのアートパフォーマンスを上演している。韓国やフランスの映画祭で審査員やプログラマーを務めた。
料金前売り一般3800円ほか。https://theaterguild.co/store/dogflyjpteacher