掲載日 : [2022-03-16] 照会数 : 1875
京都・高麗美術館 動物をモチーフに 朝鮮王朝時代の美術
来月1日から開催
高麗美術館(京都・北区)は、展覧会「あつまれ!朝鮮王朝の動物クリム」を4月1日から8月21日まで開催する。
クリムとはハングルで「絵」の意味。韓半島では龍や鳳凰など国の守護神とされる四神が王室の紋章に使われた。
朝鮮王朝時代の民画では栗鼠(りす)などの身近な動物を子孫繁栄のモチーフにしたり、虎や猿を山の神として描いた。また長寿を願う十長生の図案として鶴、鹿や亀が屏風、家具や刺繍に取り入れられた。
同展では朝鮮王朝時代の動物が描かれた絵を中心に、華角箱、青花松鹿文壺(写真)、翎毛図十曲屏風など、動物をモチーフとした美術作品約70点を展示する。
開館10~16時30分まで。毎週水曜日休館(ただし、5月4日は開館)。入館料一般500円、大高生400円、中学生以下無料。
詳細はホームページ、問い合わせは同院(075・491・1192)。
(2022.03.16 民団新聞)