掲載日 : [2021-05-12] 照会数 : 3083
韓国傑作舞台を映像化 来月、ナレッジ・シアターで上映
[ 「病棟少女は家に帰らない」(写真提供・芸術の殿堂 ]
[ ユニバーサル・バレエ団の「沈清」 ]
大阪韓国文化院は、韓国の傑作舞台公演を映像化しスクリーンで上映する「韓国芸術週間in大阪Kーシアター・ライブ」を6月9日から13日まで、大阪・北区のナレッジシアター(グランフロント大阪北館4階)で上映する。
演劇「病棟少女は家に帰らないードイツ派遣看護師物語ー」は、1960年から70年代にかけて、西ドイツに派遣した看護師の物語。
劇作家で演出家のキム・ジェヨプが、現在もドイツに暮らす元看護師の女性たちを2年にわたり取材し、激動の時代を生きた女性たちの姿を描く。同院担当者は「在独韓国人の人生に焦点を当てていることから、在日韓国人の方々にもぜひ見ていただきたい作品」と話す。
このほか、人生の最後を最愛の伴侶と過ごす老夫婦を通じて、人生のまぶしいときめきと幸せの意味を問いかける演劇「老夫婦の物語」、世界15カ国ツアーを行ったユニバーサル・バレエ団の「沈清」、ノンバーバル公演「スナップ」など、9作品を上映する。
入場無料。鑑賞をご希望の方は、専用HP(http://osakakorea.com/ktlive2021)から事前申し込み。締め切りは30日。チケット発送は6月2日。詳細は同院ホームページ、問い合わせは同院(06・6292・8760)。
(2021.5.12 民団新聞)