〝久しぶり〟再会に笑顔…民団福岡　新成人の門出祝う

　【福岡】民団福岡本部（李相鎬団長）は9日、博多区の八仙閣で新成人の門出を祝った。

　同本部の李団長と金高明議長、青年会福岡本部の李将浩会長、婦人会福岡本部の李百合子会長、福岡韓国教育院の金賢児院長、新成人と親族ら20人が参加した。

　李団長は「自覚と良識を育み、そして自己実現の夢を抱き社会人として旅立っていただきたいと思う」とあいさつした。この後、李会長、金賢児院長もあいさつを続けた。

　今年の新成人は3人だったが、一人は積雪のため参加を見送った。

　新成人を代表してあいさつした金美那さんは「現在、私たちを取り巻く環境は厳しいものがあるが、私たちは在日韓国人としての自覚を持ち努力を怠ることなく自己の鍛錬と両国をつないでいく存在となるよう努力していくことを、ここに固く誓う」と述べた。

　金さんと金桂子さんは知り合い同士で、久しぶりの再会を喜んでいた。
（2021.01.27 民団新聞）