掲載日 : [2019-10-02] 照会数 : 5943
カービング教室日本人にも人気…婦人会埼玉川口支部
[ 受講生を指導する金順子さん(左) ]
【埼玉】婦人会埼玉・川口支部(宋允子会長)が毎月、ソープカービング教室を開催している。登録済みの受講生13人のうち半数が日本人だ。会場の支部会館はにぎやかな韓日交流の場となっている。
カービングとは果物や野菜などを素材に3次元の彫刻を施すというもの。タイの伝統的な文化の一つだ。同支部では石鹸を使っている。9月22日のレッスンでは初心者向きの子ども用の靴と難易度の高いバラの花を課題とした。
バラはナイフで小さな花びらを1枚ずつ成形していく。根気のいる作業だ。完成すると複数の花が立体的に咲きほこり、花束のようになる。一気に深く掘り下げないと段差が出ないから、思い切りの良さも作品の完成度に影響する。講師の金順子同支部常任顧問が用意した見本を前に約2時間がかりで取り組んだ。
参加者の一人は「みんなで集まっておしゃべりしながらやるのが魅力」と述べた。できあがった作品は各自が大切に保管しているが、「親戚にプレゼントしてとても喜ばれた」という人も。
(2019.10.02 民団新聞)