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7月28日に起きた熊本地震では、在住同胞に人的被害はなかったものの、大きな被害の爪痕を残した。このほど金利中中央団長と李赫駐日大使がともに現地を訪問し、復旧に当たる県知事や再建に取り組む同胞らをお見舞いした。
熊本県知事に義援金を伝達
金利中央団長は9月3日、李赫大使とともに熊本県庁を訪問。同県の木村敬知事と懇談し、義援金を伝達した。
木村知事からは、「お見舞いの言葉を頂戴し、寄附金までいただき改めて心より感謝申し上げます。民団中央の金団長をはじめ関係者がお越しいただきありがとうございます。今回の支援を通じて勇気、絆の強さ、深さを改めて実感した。熊本県が困難な時期に寄り添っていただく具体的な行動をいただける皆様に本当に深く感銘を受けました」と感謝を表明した。
李大使は、「被害を受けたところを直接見て心を痛みました。熊本城や黒川温泉など立派な観光資源があり、韓国人の観光客を取り戻し、また早急な被害の復旧と再建のために、私たちも可能な限りの努力を惜しまない」と挨拶した。
金団長は、「昨日、八代市の被害者の自宅にいたが、八代市に近づくことに被害が多くみられた。昔からの大事な建物だったが、太い柱が割れているという想像もしなかったことを目の当たりにして驚き非常に心を痛めた。熊本県には約1000人の在日韓国人が在住している中で今回の地震でまったく仕事が無いのが辛いと言われた。在日と日本社会がお互いに支えあっていけるより一層の環境を作るように努めたい」と話した。
懇談には駐福岡大韓民国総領事館の姜錫熙総領事と韓国観光公社の朴成雄福岡支社長など多くの関係者が同席した。
また、被害が多かった宇城市の不知火防災拠点センターを訪れ、宇城市の末松直洋市長から避難状況の説明を受けた。
前日の2日に熊本空港に到着した金団長は出迎えた民団熊本県本部の蔡鎭淑団長らとともに、最も被害が大きかった八代市に向かった。同胞女性の自宅を訪れ、被害を目の当たりにして言葉を失った。被害者は「地震後には自宅では寝れなく、車で泊まったがいまは自宅で寝れるところを確保した」と少しはほっとした様子をみせた。「いきなり突っ込けてこけて断ち切らんと40秒間、縦揺れがトーンと来てから、ぎょんガク、それで柱なんかボキって折れている状態、裂けている」と生々しい話をした。「まだまだ片付けはあるが、落ち着きは戻りずつある」と付け加えた。
蔡団長は「熊本県本部としても地震支援物品を団員や留学生などに配る作業をしており、一日も早く復旧ができるように助けたい」と語った。