在日大韓体育会は10月16日から22日まで済州道で開催される韓国の第107回全国体育大典(国体)に在日同胞選手団(選手役員120人)を派遣する。在日選手団はここ数年、海外同胞の部で優勝から遠ざかっており、「今年はなんとしても総合優勝を勝ち取り、在米選手団に一泡吹かせたい」(洪純一選手団長)と気合いが入る。
体育会によると、今年はテコンド、テニス、ゴルフで金メダル獲得が有望だという。特にテコンド代表6人は全員が階級別の日本国内チャンピオンの実績を持っており、期待度は格段に高い。ゴルフ代表も1、2年後にはプロに進むレベルの選手がおり、金メダルに近い存在だ。
海外同胞の部では例年、12個前後の金メダルが総合優勝ラインで、在日選手団は1個から2個程度の僅差で優勝を逃してきた。それだけに最大10個の金メダルの可能性があるボウリングへの期待が否応なく膨らむ。ただ、ボウリングには米国、豪州などに強豪選手がひしめき、「金メダル獲得が思うようにいかないのが歯がゆい」(体育会関係者)のが実情だ。
在日ボウリング協会も周囲からの〝激励〟に応えようとやっきだ。今月5日、6日には代表選手12名を東京に集め合宿を開くなど、メダル獲得に奮闘を誓う。
9月2日に在日同胞選手団への激励金として1000万円を宋栄奉体育会長に手渡した洪純一選手団長は「やる以上、もっとも重要なのは成績だ。在米同胞には絶対負けるな」と並々ならぬ決意で選手たちを激励する。